日録2007_9月 のバックアップ差分(No.28) - アールメカブ

アールメカブ


日録2007_9月 のバックアップ差分(No.28)


  • 追加された行はこの色です。
  • 削除された行はこの色です。
*2007年 [#t594d519]
** 09月27日 (木) 雨/曇 [#rb7e5eb6]
- 06:00 起床
- 07:30 研究室 (整理)
-午前
-- pukiwiki.ini.php の $edit_auth_pages を一部変更.ここの認証設定に矛盾する指定があった場合,どうなるのだろうか?一番最後の項目が優先されるのかな?
-- WinXP につないだ三菱のディスプレイは1時間ほどで安定して,画面のちらつきが減っていくよう.
-- 足立の本の最後に,マハラノビスの距離を標準化と[[相関>WikiPedia.ja:相関]]の観点から説明している.説明としては面白いのだが,文章が極めて分かりにくい.特に筆者独自の記号があって,意味を斟酌するのに疲れる.説明も,まわりくどく,何の話だろうと思ってページをめくると,何のことはない「標準化」のことだったりする.でも「標準化」の話かと思って読み直すと,それなりに面白く参考になる.
-- Baayen.
--- 階層分割型の Divisive Clustering を言語データに当てはめた例がある.

** 09月26日 (水) 快晴 [#rb7e5eb6]
- 06:00 起床
- 07:35 研究室 (整理)
-午前
-- 結局,ディスプレイを交換した.三菱はWinXPに接続.横方向の白い線が上へ下へと激しく動いている.しばらくして,気がつくと,正常に表示されていた.どうも,温まると安定するらしい...
-- [[Rの基礎とプログラミング技法:http://www.amazon.co.jp/gp/product/4431712186/]] が,またAmazon で売り切れている模様
-- 足立の本で外積の表記法として [&mathml(\vec{a}), &mathml(\vec{b})] があると書いてあるが,私は見たことない.しかし外積を,内積,ユークリッド距離,ミンコフスキー距離,マハラノビスの距離と関連させた説明は参考になるだろう.
-- 足立の本で[[外積>WikiPedia.ja:外積]]の表記法として [&mathml(\vec{a}), &mathml(\vec{b})] があると書いてあるが,私は見たことない.しかし外積を,[[内積>WikiPedia.ja:内積]],[[ユークリッド距離>WikiPedia.ja:ユークリッド距離]],[[ミンコフスキー距離>WikiPedia.ja:ミンコフスキー距離]],[[マハラノビスの距離>WikiPedia.ja:マハラノビスの距離]]と関連させた説明は参考になるだろう.
-- ところで [[MathML]] を使うと,時々「XML パースエラー: 定義されていない実体が使用されています。」とエラーが出る.上段の数式もエラーが出るので,あえてディレクティブをそのまま表示している.これは,どうもMozilla 系のブラウザの問題らしい.IE ではエラーとならず,ちゃんと表示される(MathPlayerをインストールしていれば).
-- 日本統計学会からメール.昨日のお昼に書類を送ったばかりなのだが,既に届いたもよう.
--- 日本の郵便局は偉いなぁ.片手に砂糖をたっぷりまぶしたドーナツを,もう片方にコカコーラを持ちながら,余った指先で人様の手紙を扱う某国の郵便局とは違う.
-- 頼んでおいた [[Hyper-pascal 分布についての論文>#hyper]] が届いた.
-- ドイツの本屋に[[日曜日の注文>#bestellung]]について照会のメールを送った.英語で書くべきか,独語で書くべきか迷ったが,とりあえず独語で書き送った.事務処理なので,ローカルな言語は避けて英語すべきだったかもしれない.
- 昼食:砂糖まぶしヨーグルト,砂糖ミルク入りコーヒー

- 午後
-- Baayen.
--- Baayen が独自に実装した対応分析の関数 corres.fnc を使い,テキストの種類と年代を分析した例があった.pp.139. 非常に便利そう.
- おやつ:カンパン5かけ
-- 同志社大学の[[金先生>金明哲先生:index.html]]よりメール.今月始めの行動計量学会での[[Rセッションの発表スライドを集めたページ:http://mjin.doshisha.ac.jp/R/2007BR/index.html]]が公開されたとのこと.
-- D大学のK先生よりメール.今月始めの行動計量学会での[[Rセッションの発表スライドを集めたページ:http://mjin.doshisha.ac.jp/R/2007BR/index.html]]が公開されたとのこと.
-- Baayen 続き.分析は興味深いのだが,どうも[[synset>WikiPedia.ja:WordNet]]に疎いので,その計量的根拠が実感できない.以下 [[Analyzing Linguistic Data:http://www.amazon.co.jp/Analyzing-Linguistic-Data-Introduction-Statistics/dp/0521882591/]]  p.150 より.
 The ubiquitous effect of word frequency
 in a reaction time experiments has often
 been interpreted as reflecting the processing
 load of word's form.
 been interpreted as reflecting the
 processing load of word's form.
 But if word frequency happens to be more
 tightly correlated with semantic measures,
 this would suggest that it might be useful
 to reconceptualize frequency as a measure
 of one's familiarity with word's meaning.
 In an experimental task such as lexical
 decision, it might the be thought of as
 gauging, at least in past, semantic 
 processing load.  
#ref(wine20070926.JPG,right,nowrap,around,ワイン)
 processing load.

#ref(wine20070926.JPG,right,nowrap,around,80%,ワイン)
- 18:30 帰路
- 23:00 イタリアワイン (Rosso di Montalcino)、月桂冠飲んで就寝

** 9月25日(火) 雨/曇 [#k386549f]
- 06:00 起床
- 07:30 研究室
- 午前
-- 何だか RDT178V ディスプレイの調子が悪い.バックライト辺りか?この間届いたDELLのセッティングを急いで行わないといけないだろうか.Ubuntu 7.10 が正式リリースされるのを待とうかと思っているんだけど.
-- W-Zero3[es] の設定.gsGetFile.dll, runner, reset を miniSD に入れる.また tcpmp+flv.plugin を再インストール.
--- ところで,runner などのzipファイルを解凍すると,ARMRel, MIPSRel, SHx の三つのフォルダがある.これらは CPU の違いなので,ARMRel (=Xscale)のみ利用する.これについてはあまり情報がないようで,私が探した限りでは[[ここ:http://d.hatena.ne.jp/asterisk-a/]]ぐらいしかない.
-- Amazon.jp に [[Rの基礎とプログラミング技法:http://www.amazon.co.jp/gp/product/4431712186/]]3 刷りがようやく入荷したよう.2,3週間在庫なしの状態だった.
-- 足立を参照.もうすぐ講義も始まるし,その準備.この本,かなり数式の間違いが目につく.とはいえ,固有値・固有ベクトルの幾何学的意味の説明などは改めて参考になる.
-- [[統計学会:http://www.jss.gr.jp/]]への事務連絡を投函するため外に出た.そのまま工学部食堂へ.
- 昼食:スペシャル400円.写真撮ればよかった.うまくもまずくもなく,でもお腹いっぱいに.案の定,後で眠くなって困った.
-- さて Baayen. 他にすることあるんだけどな...
--- サンプル数と回帰分析の係数のp値,決定係数についての解釈の注意点をBaayen が述べている.特に言語実験の結果として得られるデータに対する回帰分析とその係数の p 値,また決定係数については,仮に個別の検定で統計的に有意と認めがたい結果が得られても(そして実際に認めがたい値となるのだが),繰り返し同じ結果が得られるのであれば,実質科学的に意味ある係数が得られたと解釈すべきとしている.
-- ディスプレイの調子があまりに悪い.隣のWinXPマシンをつないでみてもおかしい.そこで WinXPマシン用の LCD-AD172C と取り替え,/etc/X11/xorg.confを手作業で修正.

 # www.iodata.jp/prod/display/lcd/2003/lcd-ad172c/        
     Identifier   "Monitor0"
     VendorName   "Monitor Vendor"
 #       ModelName    "RDT178V"
     ModelName    "LCD-AD172c"
      DisplaySize  340        270
 # Comment all HorizSync and VertSync values to use DDC:
 #       HorizSync    31.0 - 81.0
 #       VertRefresh  56.0 - 75.0
     HorizSync    31.5 - 80.0
     VertRefresh  56.3 - 75.0
     Option      "dpms"
で,RDT178V の方を改めてWinXPマシンの方につないでみたら,今度はちゃんと表示される.そこで,また取り替えた.しばらく様子みようか.ディスプレイを久しぶりに掃除したせいで,直ったとか? 疲れた.
- 17:45 遅いけど,ちょっと整理.
- 18:45 帰路
- 22:30 断酒就寝
 
** 9月24日(月) 雨/曇 [#v0560259]
- 06:30 起床
- 08:00 研究室(整理)
- 午前
-- Wiki ページの整理
- 昼食:砂糖まぶしヨーグルト,砂糖ミルク入りコーヒー
- 午後
-- 足立の本の固有値の幾何学ベクトル的説明を参考にする.
-- Best の続き
--- いきなり「Teilsaetze と clauses は似ているが,若干違う」と出てきた.ん?と思って見返すと,表紙のレジュメに Teilsatz &mathml(\asymp); clause ともある.しかし正確な定義には触れられていない.余談だがここで「近似」を意味する記号を &mathml(\approx) としたらエラーになった.ので \asymp を使った.
--- Menzereth-Altmann-law の考え方からすると,文長,語長 etc の言語統計量の Interaction を検討に入れる必要がある.つまりこれらの統計量は独立でない.さらにこれらの統計量はそれぞれ時系列にそった変動を見せている可能性がある.つまり自己相関がある.これらを検討する必要性は分かるが,適当なサンプルを用意するのは至難だな.
-- Baayen
--- Multiple Comparrisons の注意として,p.114に
 1 - pbinom(0, 3, 0.05)
すなわち確率 0.05 で起こる試行を3回実施し,一回も起こらない確率の計算.はい,使わせていただきます.
--- TukeyHSD の使い方の説明があるのだが,ふっと 9月2日に担当させていただいた[[行動計量学会のRチュートリアル:http://150.59.18.68]]で,TukeyHSD の出力から,ペア比較の有意確率が表示されないと質問があった.え,そうなの?と思ってその場で出力する方法を試したが,分からなかった.今,改めて見ると,普通に実行してちゃんと有意確率も表示されているではないか.
--- 統計学で検定の結果について ''conservative''と言うことがあるが,表現が分かりにくい.Baayen の pp.115-116 に,レベル数が三つの分散分析で,単純に lm を使った場合の p 値と,TukeyHSD を使った場合の adjuested p の出力が左右のページに並んで掲載されている.はい,これも使わせて頂きます.
- 18:45 帰路
- 22:00 断酒就寝


** 9月23日(日) 快晴 [#q444007b]
- 05:00 起床
- 午後
-- &aname(bestellung); Amazon.de と Abebooks.de で[[下記二冊>#books]]を発注した.どちらも古書店が出品しているようなのだが、本当に日本まで届くのか?
Abebooks.de の方は,サーバー(jsp仕様)がうまくいってないようなので不安.注文状況を確認すると通ってはいるようなのだが,なにせヨーロッパ人の事務処理は信用できないからなぁ.
-- この春だったか 100 円ショップで寂しそうに放置されていたサボテンを買い取った.なんとか烏帽子とか言う種類らしいが,これが両横から,さらに上からも子吹きしている.
#ref(saboten20070923.jpg,left,nowrap,around,緑烏帽子)
もとは真ん中のくすんだ3葉(葉で良いのかな)しかなく,自宅に持ち帰った当初は今にも枯れそうだった.プラスティックのやたらと小さな鉢に刺されていたのだが,さすがにこれはないだろうと,植え変えてやった.しかし子吹きして,何だか頭の部分が重そうなので,上部の子吹きを切り離すことに.切る前にグーグってみると,指でひねって切り取れば良いとあって,あまりの手軽さに意外な気が.さらに切り口はアルコールで消毒して,2週間ほど日陰で乾燥させよともあって,ますます意外.エチルアルコールはあるのだが,[[マキロン:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%AD%E3%83%AD%E3%83%B3]]でも良いのだろうか?ともかく,ひねって切り取る.ついつい五つともひねり取ってしまった...この五つの子吹きは,来週,別の鉢に植えよう.
- 22:00 ビール2缶飲んで就寝.

** 9月22日 [#zfcbe344]
- 06:10 起床
- 07:30 研究室 (整理)
- 午前
-- R,Tex,Linux に関して,これまで html ファイルとして書き留めていた私的なメモを wiki に移行する作業を始めた.とりあえずメモのhtmlファイルからタグを削除し,テキストファイルに変更
-- 例によって足立の本を参考にする.自由度に関連して,&mathml(\sum x_{i}^2); が correction factor と n - 1 個の射影ベクトルに分解されるという説明部分がそのまま使えそう
- 昼食:砂糖まぶしヨーグルト,砂糖ミルク入りコーヒー
- 午後
-- Best の続き
--- Kant の平均文長(語数)は 26.1 だそうな
--- 言語変化のモデルとして Piotrowski-law があり,モデル式&mathml(P_t = \frac{C}{1 + ae^{-bt}}); が立てられ,実証的な研究が行われている.このモデル式のパラメータの意味を知りたいが(多分 Menzerath-Altmann-law と同じ発想なのだろうが),原論文はスラブ系言語らしい...
--- 上記のモデル式の適合の指標として Determinationskoeffizient D が使われている.何だろうと一瞬思ったが,決定係数 &mathml(r^2); だと思われる.でも D > 0.8 と言う根拠は何だ?ただ,各種の分析で19世紀前半の50年が文長減少に対する反動期として位置付けられ,この期間を除くと適合度が改善するというのは面白い
- おやつ:カンパン5かけ
#ref(wine20070923.JPG,right,nowrap,around,Yves Louvet)
-- Baayen に移る
--- 単語のペアの分布について bivariate lognormal-Poisson 分布が当てはまる場合についての記述あり(p.109)
- 18:30 帰宅
- 23:00 ロゼ・シャンパン(Yves Louvet),月桂冠などかまわず飲んで就寝

** 9月21日 [#z178e653]
- 06:00 起床
- 07:25 研究室
- 午前
-- 東工大の [[間瀬先生:http://www.is.titech.ac.jp/%7Emase/index-j.html]] から [[統計数理研究所:http://www.ism.ac.jp/]] での講演依頼のメール.予定は12月7日が日本人ゲストで,8日が海外ゲストとのこと.海外ゲストは Luke Tierney と  Friedrich Leisch の二人. お引き受けすることにした
-- T 大の M 先生
// [[間瀬先生:http://www.is.titech.ac.jp/%7Emase/index-j.html]] 
から [[統計数理研究所:http://www.ism.ac.jp/]] での講演依頼のメール.予定は12月7日が日本人ゲストで,8日が海外ゲストとのこと.海外ゲストは Luke Tierney と  Friedrich Leisch の二人. お引き受けすることにした
-- 昨日の会議の資料を関係者に送付
-- 例によって足立の本を眺める.平方和分解と直交行列との関係を丁寧に説明しているところは使えそう.pp.147
-- 井関さん.[[中澤先生:http://phi.med.gunma-u.ac.jp/index.html]] がブログで紹介されていた
[[数学ガール:http://www.amazon.co.jp/%E6%95%B0%E5%AD%A6%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%AB-%E7%B5%90%E5%9F%8E-%E6%B5%A9/dp/4797341378/]]
が届く
-- [[シュプリンガー・ジャパン:http://www.springer.jp/]] 編集部より和書 [[メジャーリーグの数理科学〈上〉〈下〉:http://www.amazon.co.jp/%E3%83%A1%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0%E3%81%AE%E6%95%B0%E7%90%86%E7%A7%91%E5%AD%A6%E3%80%88%E4%B8%8A%E3%80%89-%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%BC%E6%95%B0%E5%AD%A6%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B9-J-%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88/dp/4431710167/]] の献本が届く.原著者は
最近 [[Bayesian Computation with R:http://www.amazon.co.jp/Bayesian-Computation-R-Use/dp/0387713840/]]   を出版した Jim Albert
- 昼食:砂糖まぶしヨーグルト,砂糖ミルク入りコーヒー
- 午後
-- 統数研の中野先生からメールを頂く.徳島ご出身とのことで,ちょっと恐縮
-- 統数研の N 先生からメールを頂く.徳島ご出身とのことで,ちょっと恐縮
-- Baayen にとりかかる
--- p.102  のオブジェクト animals は ''cluster'' パッケージのデータ名とぶつかっている.それはともかく,確かに計量言語学の入門書ではあるのだけど,単語のカテゴリごとの分布の差はこれほどはっきりしているのかと感心.wikiでの画像挿入の練習をかねて,表示してみる.
#ref(baayen101.png,center,nowrap,80%, lmreg による画像)
--- 回帰分析に 2 次の項を含める意味が丁寧に書いてある
-- Best の Satzlaenge im Deutschen を参照する.テキスト数が 20 でそれぞれの n が 28 - 89 というのはいかにも少ない.例によって解析ソフトは Altmann-Fitter.途中で,Hyper-pascal 分布へ当てはめるには区間幅を相当大きくする(従って自由度を減らす)必要があると指摘しているが,これは当方の日本語での解析結果と一致する.例によって係数 C < 0.01 が登場する.カイ二乗値を N で割った値. ドイツ系の計量言語学者が持ち出すこの Diskrepanzkoeffizient C  と Jacob Cohen の Statistical Power Analysis for the Behavioral Sciences, p.222 の contingency C の「関係」がいまいち分からない.Peter Grzybek / Emmerich Kelih / Gabriel Altmann
の Graphemhaeufigkeiten.In: Anzeiger feur Slavische Philologie
(XXXIII) 2005 の註 8 に

>Die Guete der Anpassung wird ueblicherweise mit dem Chi^2-Anpassungstest geprueft;
in der Linguistik wird bei grossen Stichproben statt des Chi^2-Werts in der Regel
der relativierte Diskrepanzkoeffizient C = c
chi^2/N verwendet, wobei ein Wert von C <
0.02 als Indiz einer guten, von C < 0.01 einer sehr guten Anpassung angesehen wird.
Es muss aber bemerkt werden, dass bei extrem grossen Stichproben auch C seine
Schwaechen hat.

とあるが,私は形式的な根拠を知りたい.Grzybek は別の論文で Grotjahn & Altmann:Modelling the Distribution of Word Length: Some Methodological Problems を典拠としているが,後者の論文では(正当なのだが) カイ二乗値に変わる判断としてCohen のオメガ係数を引用しているに過ぎない
- 18:15 帰宅.途中寄り道.シュプリンガーから事務連絡がきていた.
- 23:00 シャンパン(Mumm Cordon Rouge Brut)、麦焼酎、月桂冠などを飲み散らして就寝
#ref(wine20070921.JPG,right,nowrap,around,緑烏帽子)

** 9月20日 [#uf913699]
- 06:10 起床
- 07:30 研究室 (そして整理)
-- [[WordPress:http://wordpress.xwd.jp/]]  をいじってみる
- 10:00 会議 (将来構想) と思ったら 10:30 からだった
- 12:30 会議終了
- 昼食はとらず,[[tDiary:http://www.tdiary.org/]] などをいじる
-- 15:00 来客.雑談
-- 17:00  [[pukiwiki詳細設定など:http://www.wikihouse.com/typhoon/index.php?%CA%D4%BD%B8%A4%CE%BC%EA%B0%FA%A4%AD#w664754d]]続き
-- 18:00 来客.今朝の会議について雑談 
- 19:00 帰宅
- 22:00 酒飲まず就寝

**9月19日 [#c5846c27]
- 06:10 起床
- 07:25 研究室(そして整理)
- 午前
-- &aname(hyper); George E. Bardwell, Edwin L. Crow 論文名 [[A Two-Parameter Family of Hyper-Poisson Distributions:http://links.jstor.org/sici?sici=0162-1459(196403)59%3A305%3C133%3AATFOHD%3E2.0.CO%3B2-D]]資料名Journal of the American Statistical Associationの複写を図書館に依頼
-- 10:00 足立の本を眺める
- 昼食:砂糖まぶしヨーグルト,砂糖ミルク入りコーヒー
- 午後
-- 例によって Baayen
--- 単語リストを作成し,リストの各語について二つのテキストから頻度を求め,それぞれのベクトルを比較するのは「対応のある検定」だと.t 検定の説明としては分かるのだが.t.test で信頼区間の確率幅を調整できるのだった.引数 conf.level = 0.99 .すっかり忘れていた
--- 全部のコードを実行しているわけではないが,p.84のコードと掲載されたプロットとが一致しないことに気がついた.対数化するコードが抜けている模様
- おやつ:カンパン5かけ.手が汚れないので楽
- 14: 44:Dell のパソコンが到着.Inspiron, Core 2 Duo, 320GB, 2GB, WinVista, 19inch Monitor, これで105,240円.別注の内蔵 SATA も到着.Vistaを使う気はないけど,せっかく入っているので,Ubuntu との Dualbooting を構築する予定.これを機会に Fedora から乗り換える.またUbuntu 上では WinXP をヴァーチャルにインストールする.Ubuntu は10月末に 7.10 Gutsy Gibbon が出て,Ghostscripit も 8.60 にアップされているらしいのだが,一月以上先なので,とりあえず 7.04 を構築しようか
- 思い立って pukiwikiをサーバーに構築.CMSにしようかとも思い,[[xoops:http://jp.xoops.org/modules/news/]] を検討したが,このサーバーのMySQL は文字コードが latin-1 なので,文字化けに対処せねばならない.面倒なので pukiwikiに.といってもファイルを展開しただけ.サーバーに chasen と kakasi をインストールしておいた.これまで蓄積してきた R, Linux, TeX, Programming の極私的メモをすべてここに移行しようと思う
- 引き続き Baayen
-- ks.test (p.79) や cor.test (p.98) の説明で,データに tie がある際の warning を消すためにデータに jitter すれば良いというのは.何というべきか...
-18:30 帰宅 
- 23:00 過ぎ:飲むだけ飲んで就寝


**9月18日 [#k1b71e16]
-    6:10 起床
-    8:00 前:研究室 (そして整理)
-    午前
--        Best の論文の複写を手配しようとしたが,本人からファイルが送られていたのに気がつく
-- &aname(books);       [[Haufigkeitsverteilungen in Texten:http://www.amazon.de/H%C3%A4ufigkeitsverteilungen-Texten-Karl-H-Best/dp/3933043085/]] と[[The Distribution of Word and Sentence Length:http://www.amazon.de/Distribution-Word-Sentence-Length/dp/3884762761/]]を何とか入手したい
--        足立 著 [[多変量解析入門:http://www.amazon.co.jp/%E5%A4%9A%E5%A4%89%E9%87%8F%E8%A7%A3%E6%9E%90%E5%85%A5%E9%96%80%E2%80%95%E7%B7%9A%E5%BD%A2%E4%BB%A3%E6%95%B0%E3%81%8B%E3%82%89%E5%A4%9A%E5%A4%89%E9%87%8F%E8%A7%A3%E6%9E%90%E3%81%B8-%E8%B6%B3%E7%AB%8B-%E5%A0%85%E4%B8%80/dp/4884122801/]]を眺める(講義準備)
--    昼食:砂糖まぶしヨーグルト,砂糖ミルク入りコーヒー
-    午後
-- [[Baayen:http://www.mpi.nl/world/persons/private/baayen/]] の[[Analyzing Linguistic Data:http://www.amazon.co.jp/Analyzing-Linguistic-Data-Introduction-Statistics/dp/0521882591/]] の続きを眺める
-- [[Bayesian Computation with R:http://www.amazon.co.jp/Bayesian-Computation-R-Use/dp/0387713840/]] もそうなのだが,代入記号に = が使われている.ちょっと気に入らない.
--  Best の論考 Wie viele Woerter enthalten Saetze im Deutschen を読む.やはり Hyper-pascal 分布では無く,負の二項分布,より好ましいのは Hyper-poisson 分布であるとしてる.さらに区間は 5 間隔でまとめても,調整しなくとも結果に影響しないともある.もっとも Best の使っている解析ソフト Altmann-Fitter は,期待度数が 1 未満のセルは,単純に切捨てている.開発者の Altmann 自身から,そう聞いた).したがって自由度は単純に n - パラメータ数 - 1 ではない
--  例によってHyperな離散分布が出てきた.RSitehelp でも見当たらない.とりあえず文献を調べて,自分で実装し,実験してみねば.そう思って,Google 調べていたら来客(17:00).学務について雑談.途中 X 氏加わる.
-    19:00 帰宅
-    22:00 過ぎ: 酒も飲まずに就寝