Java_FileReader のバックアップソース(No.1) - アールメカブ

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Java_FileReader のバックアップソース(No.1)

FileReader と文字コード

出典不明

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FileReader/FileWriter(BufferedReader/BufferedWriter)クラス用いた場合、
テキストファイルの文字コードはシステムデフォルトの文字コードが使用されている
と自動的に判定されてしまいます。

つまり、Windows環境であれば、自動的にShift_JISと見なされてしまうわけです。
ですが実際には異なる文字コードのファイルを読み込みたい、
書き込みたいというケースもあるでしょう。

 その場合には、FileReaderクラスの代わりに
FileInputStream/InputStreamReaderクラスを、
FileWriterクラスの代わりにFileOutputStream/OutputStreamWriterクラスを、
それぞれ用いる必要があります。

■解説

 FileInputStream/InputStreamReaderクラス、
またはFileOutputStream/OutputStreamWriterクラスを使用した場合にも、
異なるのはファイルを開く個所の記述だけです。
いずれの場合もバッファリング機能を持つBufferedReader/BufferedWriterクラスを
介すので、実際の読み込み(書き込み)処理の部分はなんら変わりありません。


読み込み処理(EUCの例)

InputStreamReader objIsr=new InputStreamReader(
  new FileInputStream(application.getRealPath("access.log")),"EUC-JP");
BufferedReader objBr=new BufferedReader(objIsr,10);

書き込み処理(EUCの例)

OutputStreamWriter objOsr=new OutputStreamWriter(
  new FileOutputStream(application.getRealPath("access.log")),"EUC-JP");
BufferedWriter objBw=new BufferedWriter(objOsr,10);

 InputStreamReader/OutputStreamWriterクラスは、
いずれもバイトデータとしてファイルを読み込むためのクラスです。
つまり、いったんバイトデータとして取得したデータを、
InputStreamReader/OutputStreamWriterクラスで
文字列に再構成しているというわけです。
上の例を見てもお分かりのように、InputStreamReader/OutputStreamWriterクラスでは
文字データを構成する際に使用する文字エンコーディングを指定することができるので
さまざまな文字コードに対応できるというわけです。
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