VS_command_line のバックアップ(No.2) - アールメカブ

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VS_command_line のバックアップ(No.2)


Windows の コマンドプロンプトで C++ ソースをコンパイルし,実行する方法.

プログラムを

スタート → アクセサリ → メモ帳

などを使って以下のように作成する.保存の際,ファイルの種類は全てを選択し,txt という拡張子が付かないように気を付ける.

#include <iostream>
using namespace std;

int main()
{
   cout << "Hello World\n";

   return 0;
}

これを例えば Hello.cpp として保存する.保存先は仮に D:\myprogram とする.次に,

スタート → アクセサリ → コマンドプロンプト

を右クリックし,

「送る」 → 「ショートカット」

デスクトップ上にコマンドプロンプトの黒いアイコンのショートカットができたら,これを右クリック.ショートカットタブで作業フォルダを上で指定した保存先にする.

プロパティ

上の画像では

F:\myprogram\VS2005

としているが,この部分を自分の作成した作業フォルダD:\myprogram などに変更すること.


ウィンドウを閉じて,アイコンをダブルクリックする.コマンドプロンプトが起動する.

方法1) 次のように入力する.実際は一行で.

D:\myprogram>c:\Program Files\Microsoft Visual  
Studio.NET\Common7\Tools\vsvars32.bat

途中まで入力し,Tab キーを(繰り返し)押せば,補完してくれるはず.

方法2) あるいは先に c:\Program Files\Microsoft Visual Studio .NET\Common7\Tools フォルダから vsvars32.bat を D:\myprogram にコピーしておいてから

D:\myprogram> vsvars32.bat

を実行.


これらの準備を経た上で,まずプログラムをコンパイルする.(exe 形式に変換する.)

D:\myprogram> cl hello.cpp

と打ち込む.これは

D:\myprogram> cl -W3 -EHsc hello.cpp 

でも構いません.こっちの方がいいかもしれない.違いは実際に比べてみれば分かります.

D:\myprogram> dir

とするとフォルダ内のファイルを確認できます.hello.o や hello.exe というファイルが作成されている.

最後にプログラムを実行.

D:\myprogram>hello.exe

とすれば,プログラムの出力 Hello World が画面に表示されるはず.