[[Linuxの備忘録]] [[ここ:http://www.ksknet.net/cat14/ip_cidr.html]]から引用. CIDRを用いるとIPアドレスの範囲指定を簡潔に書くことができます。 例えばIPアドレスが216.98.224.0〜216.98.239.255までの範囲では 216.98.224.0/20と 書くことができます。iptablesなどでフィルタリングをかける際にはこのCIDR表記を用いるので 知っておく必要があります。 CIDRへの書き換えは以下のように行います。 1. まずこの範囲内にあるアドレス数を計算します-> 16*256 = 4096 個 216.98.224.0 〜 216.98.224.255 256個 216.98.225.0 〜 216.98.225.255 256個 216.98.226.0 〜 216.98.226.255 256個 . . 216.98.239.0 〜 216.98.239.255 256個 2. 2のn乗が4096になる値を求める -> 12 乗 3. 2で出た答えを32から引く -> 32 - 12 = 20 ということで216.98.224.0/20 がCIDR表記となります。 ちなみにこのCIDR表記をサブネット表記に直すには 最初の20bit分がネットワークアドレス部になることから、8bitづつの2進数としてならべ 11111111 11111111 11110000 00000000 (2進数) これを10進数へしたものがサブネットマスクとなります。 ※2進数から10進数への計算はウィンドウズに付属の[電卓]を使用すれば簡単にできます。 10進数に変換すると -> 255.255.240.0 まとめますと、以下のみっつは全部同じ意味です。 IP範囲 216.98.224.0 〜 63.63.255.255 CIDR 216.98.224.0/20 IP/サブネット 216.98.224.0/255.255.240.0