　【ワシントン＝増満浩志】翼を広げても２５センチと推定されるミニ翼竜の化石が、中国の遼寧省で約１億２０００万年前（白亜紀）の地層から見つかった。

　中国とブラジルの共同研究チームが、米科学アカデミー紀要電子版に発表した。

　この新種翼竜は、ギリシャ語で「森に隠れた飛ぶ住人」を意味する「ネミコロプテルス・クリプティクス」と名付けられた。つま先が枝をつかめるように曲がり、歯がないことから、樹上生活で昆虫を食べていたと考えられている。

　欧州で１８センチの翼竜化石が見つかったことがあるが、赤ちゃんだった。今回の化石は成熟し切ってはいないが、赤ちゃんでなく、史上最小級だという。しかし、骨格の特徴から、翼を広げると数メートルに達する大型翼竜の近縁と推定されている。
