　【北京＝槙野健】中国製冷凍ギョーザによる中毒事件で、警察庁の安藤隆春次長は２５日、中国を訪れ、北京市内で中国公安省の孟宏偉次官と今後の捜査協力などについて協議した。

　警察庁によると、会議は約１時間１０分にわたって行われ、安藤次長は孟次官に、改めて「日本国内で混入された可能性は低い」とする日本の鑑定結果を伝えたが、中国側は「まだそう判断するには早い」との立場を崩さなかったという。

　一方で、＜１＞日中が早期解決に向けて連携する＜２＞今後、相互に証拠を交換し、捜査を加速化する＜３＞捜査幹部同士が緊密に連絡を取り合う――については合意。２６日に北京で、安藤次長に同行した刑事局幹部らと中国公安省刑事偵査局幹部による実務者レベルの情報交換会議を開くことにした。

　また、昨年１２月に調印した日中刑事共助条約の発効に向け、合同チームを設け、研究会を開くことや、警察首脳同士が今後も相互訪問することでも合意した。
