【タンパ（米フロリダ州）＝小金沢智】大リーグのロジャー・クレメンス投手のドーピング疑惑で、「ニューヨーク・タイムズ紙」の電子版は２５日、薬物公聴会を開催した米下院政府改革委員会が、偽証の疑いで司法省に捜査要請を行う模様だと報じた。

　同委は先週末の段階で、疑惑を完全否定しているクレメンスを対象とした捜査要請文書を作成済みで、最終的には自分がステロイドなどを注射したと主張しているブライアン・マクナミー元トレーナーも対象となる可能性もあるという。１３日の公聴会では宣誓したうえで、両者とも主張を譲らなかった。

　捜査に着手するか否かは司法省の判断になる。しかし、仮に委員会がクレメンスのみを対象とした捜査要請に踏み切った場合は、同委としてクレメンス側の主張に強い疑念を抱いているとのメッセージになる。
