2009年4月18日 謝辞 MeCabを開発された工藤拓さんに心から感謝します。 http://mecab.sourceforge.net/ Rを開発された R Core Team そのほかの皆様に感謝いたします。 http://cran.r-project.org/ このファイルは訂正と補足です. Windowsユーザー向けの内容と、Macintoshユーザー向けの内容が書かれています。 R-2.9.0 以降をお使いの方は RMeCab_0.82 以降をお使い下さい。 R のインストールの疑問点は以下のサイトをご覧ください。 http://www.okada.jp.org/RWiki/?R%20%A4%CE%A5%A4%A5%F3%A5%B9%A5%C8%A1%BC%A5%EB ########## Windows ユーザーの皆様へ    ファイルのダウンロードは左クリックか、    あるいは右クリックで[名前をつけてリンク先を保存]を選んでください。 zip ファイルの解凍方法は以下を参考にしてください。 http://www.forest.impress.co.jp/lib/ なおWindowsの設定によっては、data とだけ表示され、 data.zip とは表示されないかもしれません。 この.zipの部分を拡張子といいますが、以下のように操作して、 拡張子部分が表示できるようにしてください。 「スタート」ボタンから「マイ コンピュータ」を開きます。 「メニューバー」の「ツール」から「フォルダオプション」を選択します。 「フォルダオプション」画面が表示されるので「表示」タブを選択します。 「詳細設定」の「登録されているファイルの拡張子は表示しない」 のチェックを外します。 さらに「ファイルとフォルダの表示」で「すべてのファイルとフォルダを 表示する」を選択します。「OK」ボタンをクリックすれば設定変更が完了です。 本書の p.47 でコマンドラインから mecabを実行する方法について [スタート]->[すべてのプログラム]->[アクセサリ]->[コマンドプロンプト] Windows の場合,以下のように修正のうえ、実行してください. すなわち bin>mecab> を bin\mecab に修正してください. C:\Program Files\MeCab\bin\mecab c:\work\test.txt > c:\work\res.txt なお [スタート]->[すべてのプログラム]->[プログラム]->[MeCab]->[MeCab] を実行すると、mecabを単独で実行できます. 黒い画面内にテキストを入力しますが,日本語を入力するには, [ALT] キーを押しながら[全角/半角] ボタンを押して入力します. インストール手順 1. まずMeCabをインストールしてください. http://sourceforge.net/project/showfiles.php?group_id=177856 から一番下, 左の mecab-win32 のリンクをクリックし,表示されたページから   mecab-0.97.exe をダウンロードしてインストールします. インストール先は標準設定のまま C:\Program Files\MeCab とします. また文字コードは Shit-Jis のままとします. 2. 次に RMeCab_***.zip をRにインストールします. R-2.9.0 以降をお使いの方は RMeCab_0.82 以降をお使い下さい。 1) まず http://groups.google.co.jp/group/rmecab/ あるいは http://cms.ias.tokushima-u.ac.jp/index.php?RMeCab から RMeCab をダウンロードします。 バージョン番号が新しいものをダウンロードしてください。 ダウンロードの際、名前が変更されないように注意してください。 2)R を起動します。 Vista ユーザーであれば、R のアイコンを右クリックし、 [管理者として実行] を選んだほうが良いでしょう。 Rのメニューから[パッケージ]→[ローカルにあるzipファイルからのパッケージの インストール]を選んで,ダウンロードした RMeCab_***.zipファイルを選んで インストールします. [win-libraryを作成したいのですか] と聞いてきた時は OK を押してください (この際,R はユーザーフォルダを作成します). 3)A-1. MeCab をインストールしたフォルダ内(C:\Program Files\MeCab\bin に libmecab.dll というファイルがありますので,これを R のライブラリ関連フォルダ (以下は R-2.8.1 をご利用の場合です。Rのバージョンにあわせて読み替えてください) C:\Program Files\R\R-2.8.1\library (これは R で.libPaths()を実行すると確認できます) にインストールされた C:\Program Files\R\R-2.8.1\library\RMeCab\libs フォルダ内にコピーします.(Rのライブラリフォルダは C:\Document and Settings\ 以下になっている場合もあります。.libPaths() を実行して確認してください。) A-2. 例えばインストール先が E:\Program Files\MeCab ならば, その lib フォルダ内に libmecab.dll というファイルがあります. これを R のライブラリ関連フォルダに作成された RMeCab パッケージ用のライブラリフォルダ C:\Program Files\R\R-2.8.1\library\RMeCab\libs にコピーします. インストールなどに問題が生じた場合は、遠慮なく以下へお問い合わせください。 その際、サブジェクト(題名)に RMeCabについての質問 と記載してください。 ishida.motohiro@(あっとマークを半角に変えてください)gmail.com #################################### Macintoshユーザーの皆様へ  本書用のスクリプトファイルRMeCab.Rの実行方法   本書のスクリプトファイル内のコードを実行するには、 実行したいコードを範囲指定してから   [りんごマークのキー(コマンドキー)]を押しながら [Enterキー] を押すと、   コードが R のコンソールに自動的にコピーされ、実行されます。  MeCabのインストール (Mac Port 版 mecab は利用しないでください) Mac ユーザーの方は次の手順で MeCab をインストールしてください.    Mac OS X 10.5 には MeCab が入っているようですが,以下の手順で         改めてインストールしてください。 インストール先が異なるので、もとの MeCab が上書きされることはありません。 なお,ファイルのダウンロードでは,Ctrl キーを押しながら ファイルをクリックしてください. そして「リンク先のファイルをダウンロード」を選んでください. さもないとファイル名が変更されてしまいます MeCabのインストールには開発環境 (Xcode Tools, X11) が必要です。 Macに添付のDVDからインストールできます。 開発環境のインストールは以下のサイトを参考にしてください。 http://www7a.biglobe.ne.jp/~tzwada/Mac/xcode/index.html (この場を借りましてサイト作者の方に感謝いたします) OS X 10.3 以前の環境では、開発環境類はサイトからダウンロードが必要です。 http://support.apple.com/downloads/X11_for_Mac_OS_X_1_0 MeCab ファイルをダウンロードします。Ctrlキーを押しながらクリックして、 [リンク先を保存] を選びます。 http://sourceforge.net/project/showfiles.php?group_id=177856&package_id=204917 から本体 mecab-0.97.tar.gz と辞書mecab-ipadic2.7.0-20070801 を ダウロードし、コンパイルとインストールを次の手順で行います。 ファイルは解凍しないで、適当なフォルダに移動ないし、コピーします。 たとえば Finder を開いて、自分のアカウント名のフォルダに 移動ないしコピーします。アカウント名を ishida とします。 Finderを開いて 「アプリケーション」->「ユーティリティ」->「ターミナル」を起動します。 以下の $ マークより右の部分を一行入力しては Enterキーを押していきます。 # MyMac:~ ishida$ cd MyMac:~ ishida$ tar zxvf mecab-0.97.tar.gz MyMac:~ ishida$ cd mecab-0.97 MyMac:~ ishida$ ./configure --with-charset=utf8 MyMac:~ ishida$ make MyMac:~ ishida$ chmod 700 install-sh MyMac:~ ishida$ sudo make install # 辞書のインストール MyMac:~ ishida$ tar zxf mecab-ipadic-2.7.0-20070801.tar.gz MyMac:~ ishida$ cd mecab-ipadic-2.7.0-20070801 MyMac:~ ishida$ ./configure --with-charset=utf8 # エラーが出る場合は,PATHを通してみてください # 以下の一行を実行します. # $ export PATH=/usr/local/bin:$PATH MyMac:~ ishida$ make MyMac:~ ishida$ chmod 700 install-sh MyMac:~ ishida$ sudo make install # 今後のために PATH を追加しておくとよいでしょう MyMac:~ ishida$ echo $PATH # を実行して表示された内容に /usr/local/bin が含まれていない場合は # ホームディレクトリに戻って MyMac:~ ishida$ cd # 次のコマンドを実行しておきます. MyMac:~ ishida$ echo 'export PATH=/usr/local/bin:$PATH' >> .bash_profile # 引用符はシングルコーテーションです ターミナル上で mecab の動作を確認するには、はじめに文字コード設定を  UTF-8 にしてください。メニューの [ターミナル] -> [ウインドウ設定] ->[ディスプレイ] の下で文字コード UTF-8 を選びます。 MyMac:~ ishida$ mecab と打ち込むとユーザーの入力を待ちますので、 日本語を入力してEnterキーを押します。 終了するには、[Enterキー]を押しながら アルファベットの[ C ]を押します。 本書 51ページ  Macintosh版 R での RMeCab のインストールと読み込み方 R-2.9.0 以降をお使いの方は RMeCab_0.79 以降をお使い下さい。 Macitontosh用のRMeCab_0.**.tgzを名前を変えないようにダウンロードします。 解凍はしません。 R を起動して、のメニューの [パッケージとデータ] から [パッケージインストーラ] を選び、 [このコンピュータ上のバイナリパッケージ]を選んで [install] を押し、 RMeCab_0.**.tgz を選択します。 Rのコンソールには [引数libが欠けています] という警告メッセージが出ますが、これは異常ではありません。これでインストールは完了です。 本書用のデータ data.tar.gz をダウンロードし、ダブルクリックして解凍します。 解凍された data フォルダを Finder で自分のアカウントフォルダに移動します。 R のメニューの [パッケージとデータ] から [パッケージマネージャー] を選び、 [RMeCab] の行の左端の [ [] 未ロード] の前の白い四角にチェックを入れる。 チェックしたら、このウィンドウを閉じます。 メニューのファイルから文書を開くでダウンロードした dataフォルダ内の  RMeCab.R を選んでください。開くのに若干時間がかかります。 スクリプトコード内のコードの実行は、実行したい範囲を範囲指定した上で りんごマークのキー(コマンドキー)を押しながらEnterキーを押すと、 コードが R のコンソールにコピーされて実行されます。 グラフで日本語を扱うには、Macintosh の場合、本書に付属の data.tar.gz  アーカイブに同封された dot.Rprofile をホームディレクトリにおく必要があります。 Finderはドットで始まるファイルの表示や作成はできないようなので ターミナルから $ mv dot.Rprofile .Rprofile を実行します。 インストールに問題が生じた場合は、遠慮なく以下へお問い合わせください。 その際、サブジェクト(題名)に RMeCabについての質問 と記載してください。 ishida.motohiro@(あっとマークを半角に変えてください)gmail.com