sizeofについて のバックアップ差分(No.1) - アールメカブ

アールメカブ


sizeofについて のバックアップ差分(No.1)


  • 追加された行はこの色です。
  • 削除された行はこの色です。
[[Programming]]

sizeof の使い方を多少誤解していた.[[ここ:http://www.kis-lab.com/serikashiki/C/C03.html]]にこんな情報がある.ついでに,授業などで以下は使える.引用する.
>
for ループの例
sizeofの使い道の一つとしてforループのループ数の指定にあります.
forの例
<
 double data[50];
 double sum = 0;
 for(int i = 0; i < sizeof(data) / sizeof(data[0]); ++i){
    sum += data[i];
 }
>
ここで,sizeof(data)は,data[50]全体を指しますので,8 (double型のサイズ) x 50 = 400 となります.
次に,sizeof(data[0])は,一つの要素を指しますので,8 (double型のサイズ) となります.
そのため,400 / 8 = 50となり,dataの持つ要素数となります.
この方法で書いておくと,dataの型を変更した場合や,要素の数を変更した場合でもforの条件を書き換えずに,要素全てに対して処理をおこなうことができます.
forに使えない例
<
 double *data;
 double sum = 0;
 data = (double*)malloc(sizeof(double) * N);
 for(int i = 0; i < sizeof(data) / sizeof(data[0]); ++i){
    sum += data[i];
 }
 free(data);
>
ここで,sizeof(data)は,data全体ではなく,dataの型つまりdouble *のサイズを示してしまいます.そのため,前の例のように,Nの回数分だけforの処理をすることはできません.
<