Windows の場合.以下,ここから引用
BoostはBoostのホームページのダウンロードページ からダウンロードできます。SourceForge?よりのダウンロードになります。
File Releases から boost_1_33_1.zip と boost-jam-3.1.11-1-ntx86.zip をダウンロードします。 boost_1_33_1.zip は boost本体です。boost_1_33_1.exe(自己解凍形式の圧縮ファイル)でもかまいません。
boost-jam-3.1.11-1-ntx86.zip は bjam.exe が入っており、インストール時に利用するツールになります。
boost_1_33_1.zip を適当な場所に解凍します。 指定したフォルダ下に boost_1_33_1 フォルダが作成され展開されます。
次に boost-jam-3.1.11-1-ntx86.zip を適当な場所に解凍します。
解凍したフォルダ内に bjam.exe がありますので boost_1_33_1.zip を解凍したホームフォルダ boost_1_33_1 下にコピーします。
テンプレートで提供されている機能だけの利用であれば、 上記で展開したホームフォルダにインクルードパスを通すことで利用できます。
今回は regex を利用したいので bjam を使用してインストールします。 また、Boost.Pyhton を利用する場合は 別途 Python を導入しておく必要があります。 ここでは Boost.Pyhton は利用しません。
尚、インストールの詳しい説明はGetting Startedを参照してください。
では、bjam を使って Boost をビルド、インストールします。DOSプロンプトで Boostを展開したホームフォルダに移動します。
bjam は以下の形式になります。
bjam -sTOOLS=処理系名 --prefix=インストール先 install
以下で 処理系名は mingw 、インストール先は d:\Boost としコマンドを入力します。--prefixを省略した場合のデフォルト値は c:\Boost になります。
bjam -sTOOLS=mingw --prefix=d:\Boost install
ビルド、インストールは時間がかかります。 bjam が完了すれば完了です。Boost.Pyhton等、いくつかのライブラリは生成されません。 インストール先の libs の下に各ライブラリが生成され、 include\boost-1_33_1\boost の下にヘッダファイルが生成されています。 (include の下に boost-1_33_1\boost フォルダが作成され展開されています。)